エクスポネンシャルの時代に生きる

2018年12月31日

 

今年ももう数時間となってしまった。
まさに加速の2018年だった。
ここ数年、自分の時間もエクスポネンシャルにスピードを増して流れている。
スピードだけではなく、「量」もエクスポネンシャルということだ。
昨年の今のことを考えると、新たにいくつのプロジェクトがスタートしているのか…
自分でもよくひとつひとつ形にしていっていると思っている。

いや、考えてみれば時代の時間と流れに自分が引っ張られているのかもしれない。
テクノロジーの進歩。
テクノロジーがまさに自分のアシスタントとして大きな力となっている。

たとえば、今月、AI翻訳機の新型POCKETALKを買ったのだが、予想以上に使えている。
日常会話だけでなく、上に書いた、エクスポネンシャルやIoTといった、ちょっとした専門用語もちゃんと翻訳して伝えてくれている。
長い会話も大丈夫だ。

人工知能研究の第一人者、東京大学の松尾豊先生も、2025年以降の「翻訳機」の世界では、AIが言葉の意味を理解した自動翻訳や自動通訳ができ、真のグローバリズムが訪れると言っていたが、POCKETALKの性能を考えると、2020年にはほとんど完璧な自動通訳機ができてくるのではないだろうか。

POCKETALKは、来年のプロジェクトで一番大きな自分の中のプロジェクトになるであろう中国での大学の中に入っての研究に頼もしい相棒になってくれそうだ。

とにかくぼくの一番の苦手は語学なだけに、通訳に頼らなくてもある程度会話ができるテクノロジーは本当にありがたい。

 

大学で研究するようになって、10年が過ぎたのだが、自分なりにいくつかの「大学でやるべきこと、やらなければならないこと」を感じている。
自分がいる大学では、悲しいことだが、研究者という意識を持った先生、学生とほとんどいないもので、意識を持ったゼミ学生、近くでは帝京大学理工学部、宇都宮大学の工学部、農学部の意識を持った教授たち、学生たちと共同研究をし、コンテンツを生み出しているのだが、実はその先が日本の大学にはない。

本来なら、大学は「研究」があり、そこから生まれる「コンテンツ」があり、そしてそのコンテンツを「ビジネス」へとつなげなければならない。
そのビジネスを日本の大学では、「教育の場だとか、研究の場にビジネスを持ちこむとはなにごとだ」と、不思議なのだが、ビジネス=悪と考える人があまりにも多い。

研究をコンテンツ化し、ビジネスにつなげるということは、つまり、大学で学び、研究した学生が、その研究でちゃんと生きて行ける場所をつくるということになるというのにだ。

この1年以上、ずっと言っていることなのだが、スマートフォンが5Gになる、来年、再来年にかけて、時代は間違いなく大きく変わっていく。

どう変わるか、これを説明すると、また長くなるので、どう変わるかは、このブログの10月に書いたものを読んでもらえればどういうことかは書いている。

つまり、5Gが実用化するべく今が、研究し、コンテンツを生み出し、それをビジネスにつなげていくための最高のコントローラであり、プラットホームとなるビッグチャンスが目の前にあるということなのだ。

 

 

で、中国の大学の話だ。
12月、中国の南京にある南広学院大学で講演をやってきた。
南広学院は、北京にある伝媒大学と同じ系列で、映画、テレビといったメディアの名門大学である。
偏差値は日本の慶応大学ほどで、卒業生はほとんどが映画スターの道を歩む伝媒大学の演劇の学部など172倍の倍率と、すごい競争率の大学だということだ。
eスポーツの学科も世界で初めて創設し、そこへ入る倍率も155倍と、世界から学生が集まっている。

その大学で、共同研究をやらないかと誘いを受けている。
もちろん5Gの話もしている。
5Gになることで、IoTにつなげてのマンガキャラクターの可能性。
そこにはAR,AI,VR,3Dといった表現力もあり、それはメディアでの可能性だけではなく、これからの超高齢化問題、不登校や引きこもりといった問題に対する、マンガセラピーの研究など、今、自分が大学にいることで考えている研究の可能性と、そこから生まれてくるものの必要性について大きな興味を持ってくれている。
日本とは違い、研究→コンテンツ→ビジネスとまったく違和感なく、中国の大学側のトップと話し合えてきているということだ。

来年早々、中国からそのトップが来日し、具体的なことを話し合うことになっている。

 

他にも、抱えている仕事の数を数えると、不可能だと思ってしまうので、とにかく目の前のひとつひとつを、期限を持って形にしていくしかないということなのだ。
ひとつひとつを形にしていっても、また次々と興味ある仕事が湧いてくるので、つねに20以上の仕事とプロジェクトを進めている。

でもそれは、ありがたいことだと思っている。

さぁ、来年、2019年はどう動き、来年の今頃はどうなっているのか。
予想のつかない時代のエクスポネンシャルの流れの中だけに、ひとつひとつを楽しんで生きていく。
それが一番。

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