自然の中で生きる心を生み出していくということ

2017年11月30日

もう12月というのにだ。
2017年もあと一ヶ月だというのに、今年中に形にしなければならないゼミで受けている仕事が5本も残っている。
東京には間違いなく2週間近くは戻ることはできなく、とにかく大学の研究室で寝泊まりして目の前のひとつひとつを形にしていかなければならない。
きっと、大学のゼミでこれほど仕事としてコンテンツの依頼を受け、制作している日本中の大学のゼミでは、まずないはずだと思う。

大学での制作の他にもスケジュールを見ると、とにかく土日もなくビッシリと詰まっている状態だ。

最近、「情熱大陸」で、筑波大学の助教でメディアアーチストの落合陽一の生き方を見て、いやいや研究をコンテンツ化できるアーチストは、猪子 寿之氏にしても、真鍋 大度氏にしても、みんな1日24時間という、だれにも与えられた時間の中で、人の何倍ものスケジュールをこなしている。
でなければ、どんどんと新しいものが生まれてくる、まさにムーアの法則の中で生きている、メディアアーチストは凝縮された「濃い」時間の中でなければ生き抜けないのかもしれない。

こんな状態なもので、11月の初めに記者会見し、本格的に動き出した那須観光協会とのプロジェクトのことを日記やブログに書けないまま11月が終わろうとしている。

なので書いておくとする。

 

 

11月6日に新聞、テレビなどメディアに集まってもらって那須観光協会との「プロジェクト9b」始動の記者会見を行い、新聞、テレビのニュースなどで大きく取り上げてもらった。

「プロジェクト9b」とは、那須を舞台に、那須に伝わる「九尾狐」を中心に、那須の大自然の中で、デジタル技術を使い、自然を壊すことなく、九尾狐のキャラクターたちが、この大自然に住み、そこを訪れる人たちに、その動物たちの住む自然の物語の中で楽しんでもらう世界を創るという膨大な構想だ。

アートディレクターには、「ゼルダの伝説」のマンガを中心に世界で活躍し、アニマルアートに関してはトップアーティストの姫川明輝先生をアートディレクターに迎え、すでにここに発表している九尾狐のなど、世界中を驚かせるための制作に入っている。

姫川先生は、今回のプロジェクト、仕事として依頼されてキャラクターたちを描くのではなく、この那須の地で制作し、その自然の中で、作るではなく、この地からキャラクターを「生み出す」といった制作をしていく。
間違いなく本物が生み出されてくるはずだ。

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その生まれたキャラクターたちを自然にときはなすシステムとしては、まずはモーションとARで、スマートフォンを使って、キャラクターたちが自然を案内したり、いっしょに写真を撮ったり、キャラクターたちの言語に関しても、日本語、英語、中国語対応するといったシステムはすでにできている。

同時進行で研究機関である大学という研究プロジェクトで、新たなシステムの開発も理工系の大学と組んで進めて行くつもりだ。

まぁ、アイデアはとにかく山ほどある。
そのアイデアを形にしていくための資金ももちろん必要だ。

だが、その資金であるお金に縛られないでやるしかないと思っている。
お金に縛られるというのは、たとえば一億円の資金が必要だとする。
そこで、一億円など無理だとあきらめる人が、「お金に縛られている人」だと思っている。

自分が実現しようとするものに対して、たとえ10億必要だとしても、その10億をどのように集めるか、あきらめないで知恵を絞り、クラウドファンディングなど、ありとあらゆる方法を模索し、実現のためにとことん生きて行く、それが「お金に縛られていない人」だと思っている。

自然を破壊しないで、その自然の中で生きる心を生み出していく。
20代、30代のとき、沖縄で感じ、40代では、西伊豆の自然と御蔵島の野生のイルカと泳いだことで感じ、そして大学に来てからはこの栃木でつねに感じ、思っていることだ。

つまりは、ずっと思い続けていた「夢」が、形として動き出したということではないか。

考えてみれば、冒頭で書いた今年中に形にしなければならない仕事もすべて、大学のある栃木という地において生み出そうとしている仕事ばかりだ。

おっと、今、メールを開くと、NHKと制作した「動く絵本」のムービーデータが送られて来ている。
今週の日曜日、12月3日にまずNHKのイベントで発表される、ゼミ生と制作した仕事が形となったというわけだ。

今から珈琲を飲みながら、そのムービーを見ることにするか…
楽しみだ。

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