いやいや大変でした。

2017年3月27日

いやぁ、この3月は大変な目にあってしまった。
Facebook乗っ取りからはじまって、実はiPhone自体を乗っ取られての10日間の格闘を残しておきます。

3月14日にFacebookのアカウントが乗っ取られ、乗っ取った“なりすまし”がメッセージを使って認可している友だちにメッセージを送るところから、この乗っ取り発覚が始まったわけだ
「今、忙しい?」
そのメッセージが来たらまず疑った方がいい。
なりすましのメッセージはこの言葉からはじまり、返事をすると「私のLINEが凍結されてるからそちらの携帯で検証コードメッセージを受け取ってくれる?」と返してくる。
この認証コードを教えてしまったら、LINEが乗っ取られ、すぐにLINEに連絡を入れ、「乗っ取られた」とのことを伝え凍結しなければ、LINEからのいくつかの方法で現金化されて財産を盗まれてしまうということだ。

乗っ取られたFacebookのアカウントはFacebookにメールで相談し、まず使えないように凍結してもらい、Facebookとのメールのやりとりの末、2日間の苦闘で取り返すことができた。

ホットしたのもつかぬま、自分のPCメールアドレスに侵入してアカウントを奪おうとするメールが一斉に何百と届き、Twitterを乗っ取ろうと相手がパスワードを変えようとしてきてのTwitterからセキュリティの認証のメールが届いてくる。
次々と個人に対してサイバー攻撃が仕掛けられてくる。
もうこれはホラー映画の世界である。

Facebookを乗っ取られた時点で、ありとあらゆるセキュリティを強化したこともあり、そのセキュリティの何重にもかけた壁は、このホラーのような攻撃でもどうやら乗り越えられなかったらしく、被害はどうにかせき止められたのだが、これだけつづけて乗っ取りに合うのはおかしなことだ。

これはおかしいと、Facebook・Twitterでログインされている場所を調べると、PC、iPadは自分がログインしている場所なのだが、iPhoneだけがアメリカのPortlandからのログインになっている。

そのログイン場所を消去しても、iPhoneを初期化してもiPhoneのログイン場所はアメリカのPortlandのままだ。

つまりアプリではなくiPhone自体が乗っ取れているということである。
とにかくインターネットでいろいろ調べても、これが的確なものがない。
ありとあらゆる試みで対処したのだが無理で、自分ではどうしようもなくなったことで、iPhoneのキャリアであるSoftBankに行き、もちろんiPhoneのことなのでSoftBankではわからないので、SoftBankからAppleに電話を入れてもらった。
直接、Appleのセキュリティの担当者と話すことで調べてもらい、その後のAppleからの的確な指示をもらい、今のところはどうにかiPhoneのアカウントは取り戻せたようだ。

いくつかの〆切と、大学、イベント、プロジェクトの仕事も山ほど抱えていた上、風邪でスケジュールがすべて遅れていた状態の中での今回の事件。

ただただ大変で疲れた10日間。
それとともに、セキュリティの大事さを知った10日間でした。

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